いつから始めれば?遺品整理を行う時期とタイミング

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遺品整理とは単なる整理作業ではなく、「故人様との思い出を振り返る」「ご遺族にとってのお気持ちを整理をする」といった意味合いに重きが置かれるものです。

しかし、実際には「どこから手をつければ良いのか分からない」「やらなければいけないと思っているが、いつから始めるべきか分からない」とお考えになる方が多くいらっしゃいます。

よくご相談いただく内容の例としては、「故人様を偲ぶがゆえになかなか手を付けられず、結局時期を逃してしまった」といったケースが多くお見受けできます。

大切な方との大切な思い出だからこそ、なかなか手を付けられないというお気持ちは誰しもに当てはまることです。

しかし、少し見方を変えれば遺品整理は大切な人との思い出を振り返る貴重な時間でもあるのです。

まずは、いつから遺品整理を始めるべきなのか、時期とタイミングを確認しておきましょう。

遺品整理はいつからやるべき?

一般的に、遺品整理には「この時期に行う」というはっきりとした決まりは実はありません。

気持ちの整理がついてから始められる方もいらっしゃますし、理由があってどうしても遺品整理を急がなければいけないという方もいらっしゃいます。

それぞれの事情によって異なりますが、遺品整理を開始する時期を決定する要素は大きく分けると2つあります。

それは、「持ち家」か「賃貸」かという違いです。

持ち家の場合

持ち家の場合は賃貸と違い、家賃の心配や、大家さん、ご近所へ気兼ねする事が無いため比較的作業を開始する時期がゆっくりになる傾向があります。

また、賃貸に比べて、物が多く整理すべき部屋や遺品が多くなりがちになるというのも持ち家の特徴です。

そのため無理に焦らずに、まずは故人を偲び、気持ちの整理を付けてから腰を据えて遺品整理を行うという場合が多く見られます。

賃貸の場合

一方で、賃貸は持ち家の場合とは異なり、家賃支払いの問題や大家さんからの要望で早めに退去しなくてはならないという明確な理由や期限があるため、早い時期に遺品整理を完了させるケースが多くなります。

次の家賃が発生する前の月末や翌月末、もしくは大家さんから指定された期限までに遺品整理を終える、というのがひとつの目安となっています。

遺品整理を始めることが多い時期

持ち家か賃貸かによって開始時期が異なるといっても、遺品整理を始めるタイミングを決めるのは非常に難しい事です。

日取りの問題があるかもしれませんが、なるべくであれば遺品整理はご遺族が集まって行う事をお勧めしています。

遺品は故人の残した財産でもありますので、誰かひとりが独断で遺品整理を行った結果、別のご遺族間でのトラブルに発展するというケースが実際に起こっているためです。

【専門業者が解説】遺品整理を行う時に気をつけたい注意点・トラブル

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無用なトラブルを未然に防ぐ意味も込めて、遺品整理はご遺族の皆様が集まって行うようにすると良いでしょう。

しかし、そうなるとやはり難しいのがそれぞれが集まる時期を合わせる事です。
以下に、遺品整理を始める事が多い時期をまとめましたのでご参考にしてください。

法要のタイミング

遺品整理を行う時期として多いのが、法要を行うタイミングです。
仕事をしていてなかなか休みが取れなかったり、遠方に暮らしているため頻繁に通う事ができないという場合でも、確実に遺族が集まるタイミングと言えます。

四十九日・(持ち家の場合は)一周忌・三周忌などのタイミングで遺族が集まる際に遺品整理を行うというのが、流れがスムーズになる時期です。

全ての手続き完了後

お亡くなりになった後に行うべき手続きは想像以上に多くあります。
故人を失った気持ちの整理もつかないまま、煩雑な手続きに加えて遺品整理を同時進行で行う事がどれほど大変であるのかは言うまでもありません。

役場関係の手続きには期限が定められている事がほとんどですので、まずはその手続きをすべて完了させてから遺品整理を行う方が、どちらの作業においても効率が良いという方もいらっしゃいます。

葬儀終了後

仕事が忙しくて休みが取れない、離れた場所で暮らしている為なかなか集まることができないというご遺族の場合、葬儀の終了後に皆様が集まっている状態で遺品整理を行うというケースもあります。

故人を偲ぶ期間が短く上手く気持ちの整理がつかないというデメリットもありますが、賃貸など迅速な遺品整理が求められる場面においてはスムーズな時期でもあります。

四十九日の法要

四十九日とは、故人の来世の行き先が決まる最も重要な日とされ、四十九日が過ぎるまで故人はこの世に留まっていると考えられています。

そのため、四十九日を迎えるまでは無理に遺品整理を行わず故人を偲び、四十九日を過ぎてから遺品整理を行うという方もいらっしゃいます。

相続税が発生する前に

相続税は相続の開始があった事を知った日の翌日から10か月以内に申告しなくてはいけません。
万が一支払いが滞った場合は、完納するまでの日数に応じて延滞税が掛かってしまいます。

ですので相続するべきものがあるか、納税の対象になるものがあるか確認を行う為にも相続税の納付期限である10か月以内には遺品整理を完了させておきたいところです。

あまり長い時間放置してしまうと、その分だけ遺品整理を行うタイミングもやる気も逃す事になりかねません。

遅くても10か月を迎える前に遺品整理を完了させる」と決めておくと時間を無駄にせずに遺品整理を完了させる事ができるでしょう。

1つの目安となる時期は四十九日の法要

遺品整理の時期やタイミングについてお話しして参りましたが、やはり遺品整理を行うタイミングとして目安となるのは四十九日の法要ではないでしょうか。

最近ではご葬儀と一緒に初七日法要を行う事も増えており、四十九日を迎えるまでの七日ごとの法要も行わない方が増えてきています。

そのため葬儀の後に改めて遺族が揃う初めてのタイミングが四十九日という場合が多いようです。

故人を偲び、気持ちの整理も付き始めた四十九日法要の後、集まった遺族全員で遺品整理を行うというのが時間や効率を考えても理にかなっているのではないでしょうか。

また、四十九日法要の後に遺品整理が行われなかったとしても、遺族が集まった場所で遺品整理の日取りについて話し合う事もできますし、業者に依頼するのか、自分たちの手で行うのかといった実務的な部分の相談をする事もできるでしょう。

そういった意味でも、四十九日の法要を一つの目安として遺品整理について考えてみる事をお勧めしています。

仏式以外の場合の遺品整理をはじめる時期

遺品整理をはじめる四十九日とは仏教の考え方ですが、近年は宗教による考えの違いも徐々に薄れ、神道やキリスト教のご家庭でも遺品整理をされることが珍しくなくなりました。

ただ、こういった場合も明確な「遺品整理をはじめる時期」は決まっていないことが多く、以下のようなタイミングで執り行なわれることが多いようです。

神式 五十日経過後
キリスト教 30日後の追悼ミサの後

なお、遺品整理を行ううえで、故人様が大切にされていたお品をご家族、ご友人・知人に分ける「形見分け」といった習慣もあります。

遺品整理をスムーズに行うために知っておきたい形見分けの手順と時期

遺品整理をスムーズに行うために知っておきたい形見分けの手順と時期

「いつから遺品整理をはじめれば良いか分からない」という方は、まずは重要度の高いものから少しずつ進めていくことがお勧めです。

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