遺体発見現場で害虫が発生!駆除と特殊清掃の流れ

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特殊清掃を必要とする遺体発見現場の大きな問題の1つに、蠅(ハエ)や蛆(ウジ)をはじめとした不衛生害虫の発生が挙げられます。
その量は日ごろ見かける小バエなどの比ではなく、ご発見者は現場のドアを開けただけで卒倒してしまう方もいらっしゃいます。

これらの害虫は繁殖力が非常に高いことが特徴で、たとえばハエは1度に100個もの卵を生むといった点なども踏まえ、一刻も早く駆除をおこなう必要があります。

以下の内容から、現場での害虫駆除はプロの特殊清掃業者に依頼する必要性があることがお分かりいただけると思います。

特殊清掃の流れ

特殊清掃の流れはお部屋の広さや遺体の腐敗状況、害虫の有無や度合いなどにより多少異なり、工程が前後することもあります。
ここでは一般的な家屋における清掃と害虫駆除の流れを、業者選びの段階から順を追ってご説明します。

1.業者選び

まずは特殊清掃業者を探しましょう。
複数の業者があり迷ってしまわれるかもしれませんが、重要なのは有資格者のスタッフがいる業者を選ぶことです。
「事件現場特殊清掃士」や「脱臭マイスター」などの資格を持つスタッフがいると、清掃がよりスムーズに進行します。
無資格者のスタッフだけでは技術面で至らず、清掃や虫の駆除などが行き届かない可能性があります。
害虫が残ってしまわないよう、レベルの高い業者を選びましょう。

2.金額見積り

いくつかの業者を候補に選定したら、相見積りを取りましょう。
特殊清掃は遺体の状況などにより相場が左右されるからこそ、適正な価格を見抜く必要があります。
特に害虫駆除費に関しては、通常の清掃料金に含まれていない業者もあるため、見積りの時点でしっかり確認してください。

3.状況確認と正確な見積り

依頼業者を決定し、正式に依頼を出します。
お部屋の汚れや臭いの度合いは、電話・メール見積りだけでは正確に計れないものです。
業者が現地で状況確認を行い、お部屋をリフォームするか否かの相談などもした上で、正確な見積りが決定されます。

4.部屋の消毒、遺品の片付け

いよいよ清掃開始です。大抵は部屋の殺菌消毒から始めます。
最初に消毒をすることで感染症を防止し、臭いもおおむね除去することができます。
消毒後、よほど部屋全体が害虫にまみれていない限りは、まずは簡単な片付けや遺品整理を行うケースが多いです。
発生源になりやすい布団やカーペットを取り除けば、それ以上の繁殖を防ぐことができます。
また、遺体の側にある物をある程度片付けておくことで、物陰の害虫や汚れを見逃さずに清掃できるのです。
室内に残されている家財や遺品、体液の付着している不用品などもこ移動させ、必要なものであれば洗浄や殺菌を行います。

5.害虫駆除

ある程度室内が片付いたら、害虫の駆除に移ります。
虫の種別や発生量などに応じて、適切な方法で駆除を進めていきます。
通常の殺虫剤とは違い、大量の虫に対応するため強い薬剤を使用する場合もあります。
薬剤については事前にご説明する業者がほとんどですのでご安心ください。

6.汚染箇所の解体

体液が床下などに至っている場合、臭いが取れず虫も湧いてしまう原因になります。
必要であれば床や壁の解体をしながら、徹底した清掃を行っていきます。
畳敷きのお部屋は汚れた畳を剥がし、その下の床板までを清掃します。
こうすることで畳内にいる虫の繁殖を防ぎ、臭いもしっかり解消できるのです。

7.消臭処理、壁紙や床のリフォーム

清掃後、室内全体に消臭処理を施し、臭いの染み付いてしまった壁紙を新品に張替えます。
必要であれば畳やフローリングも新しいものに替え、清掃は完了です。

特殊清掃における害虫駆除の必要性

このように、プロの特殊清掃業者は徹底的な害虫駆除を行っています。
ほとんどの現場では、清掃工程に害虫駆除も含める形で実施されているでしょう。
なぜ特殊清掃において害虫駆除が必要になるのでしょうか。

通常のハエとは違い、遺体に湧く害虫は放置すると大変危険です。
中でも腐乱死体や夏場の室内となると、数日で大量の虫が繁殖してしまいます。
ウジやハエは卵を多く生むので、遺体の発見が遅れれば遅れるほどに数が増えていきます。
放っておくと一般の方では対処できない数になることもあり、わずかな隙間から室外に出ていくことも考えられます。

また、ハエなどの害虫は感染症や食中毒などの原因となります。
媒介するのは大腸菌、サルモネラ菌、赤痢菌をはじめ、ウイルスや寄生虫など様々です。
こうした病原菌を持つ虫が蔓延すると、近隣住民の方へも影響を及ぼしてしまう恐れがあります。

一般の清掃業者には害虫駆除までのノウハウがないため、充分に駆除しきれない可能性があり、トラブルを招きかねません。
また、遺体現場に不慣れな業者では細かな点に目が行き届かず、家具の隙間や服の下に虫の卵が残ってしまうことがあります。

一方で、遺体現場と害虫の生体を知り尽くしているプロフェッショナルならば、そのようなミスもなく徹底した駆除が可能になるのです。

害虫を1匹たりとも残さないためには、特殊清掃の害虫駆除技術が必要だとお分かりいただけたでしょうか。
信頼できるプロの技術で、全ての害虫をしっかりと根絶させましょう。

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